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『10年前から続いてる「死にたい」が報われるといいな……』−−遺書を抱えた男が激白。

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―ネット上にある、匿名での、赤裸々な恋愛の悩みや告白を紹介し、真剣に恋愛について考えるシリーズ企画『非モテ自身』。

今回の告白者は、「高校生の頃に書いた遺書をいまだに宝物のように持っていること」について打ち明けています。

楽しい高校時代の思い出を今も大切にしているという人は多いと思います。告白者も高校時代の思い出として、今も宝物のように大切にしているものがあると言います。しかし、その宝物とは『遺書』だと言うのです。

一体どういうことなのでしょうか。

告白が行われたのは、はてな匿名ダイアリー「死にたいって君が言ったから。」(参考リンク参照)。告白の概要、告白者のプロフィールを踏まえて、具体的な告白内容を御紹介いたします。

■告白の概要

告白者は10年前、高校時代に書いた遺書を今も宝物のように大切にしている。今も死にたいという気持ちは続いているが、この気持ちがいつか報われるといいと信じているという。

■告白者のプロフィール

性別 男
年齢 28歳くらい
職業 不明
備考 宝物:高校時代に書いた遺書

■告白の具体的な内容

告白者は、10年前、高校時代に書いた遺書を今も大切に持っていると言います。

「僕をいじめていたクラスメイトの名前や、僕を阻害していた教師の名前や、その当時お世話になったネットの人のハンドルネームが書かれている。読み返すと、当時のグチャグチャした嘔吐のような感情が蘇ってきて、今でも頭の中が真っ白になってしまいそうになる」

ツライ思い出も、それでも10年経った今ならもう受け止められる、ということでしょうか。

「僕の『死にたい』という気持ちは未だに続いている」

告白者の気持ちは、変わっていません。むしろもっと、複雑化していると言います。

「当時よりももっと複雑化、多様化したそれは、日々自分の中の「これでちゃんと生きていけるかもしれない」という希望の芽を簡単に食いちぎっていく。生きているという実感なんて、とうの昔に無くなってしまった。」

それでは、今もクラスメイトや教師を恨んでその遺書を残しているのでしょうか。告白者が遺書を大切にしている理由は、そうではないようです。

「それでも、あの頃よりは、自分を誇れるようになったよ。未だに僕の心は脆弱で崩れやすいけど、それでも日々をちゃんと飲み込めるようになった。時々ちゃんと飲み込めなくて、むせて、こぼしてしまうけれど。いつか僕の『死にたい』が報われるといいな。それを信じて、僕は今日も生きるのさ」

■ライターの意見

生きていくということは、とてもツライと感じることがあります。どうして生まれてきたのか、その意味はどこにあるのか、どうして生き続けなければならないのか。

イヤなことがあったり、ひどい目にあったりした時、生まれて来なければよかった、どうして生きているのだと考える時も、ないとは言えません。

しかし、告白者はいつかこの気持ちが報われると信じて、日々のことをちゃんと飲み込めるようになったと語っています。遺書はお守りのようなものなのでしょうか。

あの頃に比べたら、マシ。そういう気持ちも前向きな気の持ち方のひとつの方法であると言えるのかもしれません。

しかし、何をもって『死にたい』という気持ちが報われたことになるのか、それは幸せになった時にわかることなのでしょうか。

皆様はどのようにお感じになりますか?

(上坂)

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(参考リンク)
死にたいって君が言ったから。

上坂シュウ
ライター、取材屋、ときどきモデルさん。「お仕事はノンジャンルで引き受ける!」がモットー。ビジネスからゲーム、エンターテイメント作品まで。ゆるっとした見た目に反して、一番得意なのはお堅い系ビジネス文章。秘書資格アリ。

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